最難関ノンペーパー校合格のための完全志望校別対策クラス
慶應合格に求められるものとは…
慶應義塾幼稚舎の歴史は長く、明治初頭から現在に至るまで「独立自尊」の考えを重視しています。また、「独立」とともに他者との「関係性」を「自尊」に加え、「他人への思いやり」を大事にする子どもたちの育成を目指しています。このあたりに「合格の鍵」があるのではないでしょうか。つまり、絵画(制作)は自己の独自な表現をみるためのものであり、その持てる独自性を紙の上だけではなく、言葉や態度でもしっかり表現できなくてはいけないという考えが「声かけ(お尋ね)」に対する発表力に結びつきます。例えば、行動観察・ダンス模倣などでも積極性に加え独自性、協調性が重視されるわけです。また、『まず、獣身を成して後、人心を養え』の福澤諭吉先生の教えを全うするためには、体力の育成と健康増進は不可欠であり、そのためにも学校生活では大いに遊び、スポーツを満喫することが求められます。その点の資質をみるのが「運動機能検査」・「行動観察」なのです。さらに、実際の入試当日には、受験者は「しゃべらない」「走らない」「追い越さない」という3つのお約束があります。つまり、これは単に伸び伸び自由にというだけではなく、しっかりとルールを守るというこれからの学校生活の基本姿勢が尊重されている現れです。
具体的な対策
私たちの教室では、「慶應専科」として志望者の対策クラスがあります。そこでは「絵画・制作」「運動・行動観察」「表現・発表」にもちろん力を入れての指導を行っておりますが、そのどれにも共通して必要なものは考えて行動することであり、「集中力」「記憶力」「判断力」3つの『力』です。
例えば、実際の入試では試験開始前に「赤の丸」や「青の四角」というように受験生それぞれにマークが伝えられます。運動のときなどは自分のマークが書かれた場所で待つ等の指示がありますので、自分のマークをきちんと覚えておく必要があります。模倣体操でもいくつかの指示を組み合わせた動きが試されます。常に集中・記憶と判断力が求められます。
そこで、これから志願される皆様の具体的準備としては、レベルの高い小集団の中でのあらゆるシチュエーションの対策を万全にすることです。なぜならば、慶應が幼稚舎での6年間で児童に授ける教育の本当の目的は、自ら学習する能力を育てることにあるからです。学習能力とは、知識(情報)を整理・吸収し、問題に対処する、さらには新しい問題を生み出していく力です。私たちの会は以上のような人間教育の理念から指導をいたします。
下記に当教室に寄せられる質問の一部をまとめましたので対策のご参考にしてください。ご質問がある方はお気軽にお電話でお問い合わせください。
お友だちと差がつくサーキットの実演方法とは?
慶應幼稚舎・(横浜初等部2次)の試験は、ゴム段跳び・ボール投げ・ケンケン・スキップなど、さまざまな運動を数名で一斉におこないます。各運動を指示通りに取り組むことはもちろんですが、観察者の先生の注目を集めるには、取り組むスピードがなにより大切です。まずは運動能力を高めてご家庭でもスピードを意識させて練習してみましょう。当教室では、運動の専任講師が入試で必要とされる運動能力を短期間で習得できるプログラムを組み、具体的な実践練習(ゴム段跳びでスピードを落とさない踏切と着地/飛行機バランスで姿勢が崩れないための力の入れ方など)・指導で合格レベルまで実力を高めます。
短期間で上手に絵を描くコツとは?
入試でよく出題される絵画についてですが、運動同様にここでもスピードが大切です。試験には、当然制限時間が設けられています。上手に描けるお子さまでも丁寧に取り組みすぎると途中で終わってしまいます。当日のテーマを聞いてどんな絵にするかを素早く考えて描けるように、ご家庭でいろいろな絵が描けるように練習してみましょう。はじめは、「動物・人・乗り物・植物」といったジャンルで、得意な絵をそれぞれ決めて描くところからスタートし、慣れてきたら「浮くもの・走るもの・飛ぶもの(動詞)」テーマの難易度を上げていきましょう。当教室では、余白をなくすために周りに何を描くか、絵のバランスを意識させて何から描くべきかなど、スピード以外のコツも指導しております。
先生の目に留まる作品とは?
先の絵画でもお伝えしましたがまずは何を作っているのかを先生に興味を持ってもらい、お尋ね(口頭試問)へと繋げるためにも素早く作ることが大切です。そして細かい部分からではなく、メインパーツから作るようにしましょう。メインパーツから作ることで先生方が完成形を想像して、確認もかねて「何を作っているの?」と質問してくるはずです。ですが、これだけではまだ先生の興味は半分ぐらいでしょう。合格するお子さまはここから先生を「アッなるほど、そうきたか。」と驚かせる作品を作っています。例えば動物を作る課題だったとして、半数以上のお子さまが人気でオーソドックスな「ライオン・ウサギ・キリンなど」動物を作る中で、お尋ねで、「何を作っていますか。」⇒「ミサゴっていう鳥です。」と答え、その後、その生き物についての質問も答えられるくらいの知識をアピールできれば、その子の探求心・好奇心がわかり、どんどん興味を持つようになるはずです。当教室では、本人が作りたいものを作れるように教えるのではなく、気づかせる指導をしております。
講習日時 | 日曜クラス(月3回) 10:30~12:00 |
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受講費用 | 1ヶ月の学費 35,200円(税込) 上記費用には消費税の他、教材費等必要なものすべてが含まれます。 なお、入会時に入会金33,000円(税込)を別途頂戴します。 |
持ち物 | 上履き(お子さまのみ)・クレヨン12色・スティックのり・ハサミ・セロテープ・体操服(運動講習日) |
過去3年の合格者数 | 慶應義塾幼稚舎:8名/慶應義塾横浜初等部:12名 ※上記人数は2020年入試の合格者7名(幼稚舎2名/横浜初等部5名)を含んだ数です。 |
※体験・入会希望の方は、お電話(03-5464-0921)で空席状況をご確認のうえ、お申し込みください。
慶應専科の特色
- 最難関ノンペーパー校と言われている慶應義塾幼稚舎、横浜初等部の二次(実技)試験の出題内容を全領域にわたって学習する専科クラスです。月3回の講習は、制作・絵画対策、運動対策、行動観察・発表(口頭試問)対策日に分けてその回ごと大切なポイントを丁寧に指導いたします。慶應義塾幼稚舎・横浜初等部を志望している方へのスポット学習で合格に必要なスキルを身につけさせます。※他のノンペーパー重視校の受験をお考えの方にもこの専科クラスの受講をおすすめします。(体験入会を通してお子さまを入会審査いたします。合格通知が届いた方が本講習に参加できます。)
「自分で考える」をモットーに思考力・判断力の育成

お子さまに合わせたカリキュラム+横浜初等部1次対策
N(ノンペーパー)模試で実戦練習と課題発見
