・行動観察の必要性について

保護者の方が1番頭を悩ます行動観察。どのような対策をしたらよいのでしょうか。行動観察では、グループで協力しながら課題を進めていくにあたって、受験生の個性を見定め、グループ内での働き方を見られています。リーダーシップを取り仕切るタイプであれば、自分の意見を押し付けるのではなく、お友だちの意見を調整し、うまくまとめることができているのか、お友達に従うタイプの子であれば、言いなりになるだけでなく、自分の意見も伝えたうえで、お友だちの意見を受け入れられているのか、様々な性格の子どもが、一つの目標に向かってどのように協力するか等を何人もの先生の視点で見られているのです。リーダーシップを取る子が有利で、おとなしい子が不利だとか言われていますが、それは必ずしも正しくありません。リーダーシップを取る子ばかり入れていたら、学校はまとまらなくなってしまいます。子どもにはそれぞれの個性があり、子どもの社会にも役割分担があります。十人十色いろいろなお子さまがいていいのです。

では、我が子を行動観察で光り輝く子どもに育てるには、心を育てることです。すなわち精神年齢を上げ自立した子どもにすることです。どのような場面でどのような行動をとるべきなのか、その行動が善いことなのか悪いことなのか、そのつどその場面で認めたり褒めたり、正してあげることが大切なことです。その中でお子さまが、行いや言動の善悪を判断できる力を培っていきましょう。
             
私立・国立を問わずどの小学校も行動観察を重視する傾向がますます強くなってきています。この背景には何があり、学校側の狙いはどこにあるのでしょうか。生活面での子どもの特質を見極めると共に、ご両親の常識やしつけを子どもを通して見られていると考えてください。我が子を行動観察で輝いているお子さまに育てたいのなら、普段の生活の中でお子さまとどのように関わっていったらよいかを、これを機によく考えてみられるとよいでしょう。武田先生より

2020年03月08日