【年長児】国立小合格対策クラス:4月の授業月誌

4月の第1回目の講習では、「ペーパー」「制作」「実験・発表」の課題に取り組みました。
まずは「ペーパー」について。
折り重ね図形は、1月から開講してはじめて授業で扱う単元です。実際にペーパーを解く時のテクニックよりまず先に、図形がどう動くのか、矢印の向きによって動く面と動かない面があることを学びました。
画面モニターに映る動く教材で、正解は何番でしょう、とクイズ。子ども達は「①番!」「②番かなあ」「③番です。」とさまざまな答え。楽しんで考えることができていました。
その後は子ども達1人1人に配布した透明シートを実際に折り重ねて、ペーパー上の図形がどんな風に動きどんなふうに重なるのかを確認しました。




「制作」では、「洋服」と「ハンガー」を作りました。
紙で洋服を作る複雑な指示にみんな大苦戦。
でも、入試本番ではこのくらいの量の指示を一度に聞いて、一度に覚えて、一度に取り組まなければなりません。
なので今から、覚えることが苦手なのか、巧緻性に時間がかかっているのか、一通りできてはいても完成度が低いのか、課題を確認する意味でも取り組んでおかなければなりません。
「ハンガー」はモールで作ります。まず、「ハンガー」の作り方はこちら。2本のモールをねじって1本にした後…。




普段からお通いの皆さんはモールねじり、だいぶ上達しましたね。
モールねじりで気を付けてほしいことをお伝えしていきますね。


右手で蛇口をひねるイメージで。


つづいて、気をつけてほしいポイントはこちら。

時間がかかります。

2本同時にねじりましょう。

このままねじり加えましょう。

お教室ではお子さま1人1人の様子を確認し、本人にアドバイスを伝え、評価表で親御さんにもお伝えし、家庭での学習に活かしていただけるようにしています。気になる方は、ご体験にいらしてくださいね。
第2回の講習では、ペーパーにて「加減」や「重さの比較」「高さの比較」も学んでいきます。国立小入試過去出題問題をアレンジした制作の練習も引き続き行い、第1回で宿題にだした社会常識や口頭試問の練習も実践していきます。
第3回の講習では、第1回・第2回のペーパーで学んだことの復習を行っていきます。行動観察や運動を行うので、楽しんで取り組み、けじめを学びましょう。