【年長児】国立小合格対策クラス:3月の授業月誌

2月の講習で「結び」が不得意なお友だちが多かったので、「結び」の宿題を出していました。3月第1回目の講習で披露してもらうと、お家での頑張りがよくわかりました…!ご家庭でお父さま先生、お母さま先生とその1週間どのように過ごしてきたかは、いつもお子さまの様子から伝わってきます。もちろんご家庭での指導についてはお教室がサポートします。指導方法はいつでもご相談くださいね。
さて、3月は第1回が重ね図形とお話の記憶のペーパーとお雛様制作をメインに講習を行いました。重ね図形は、初めて勉強するお友だちもちらほら。お教室では、授業の進度を高い習熟度に合わせて設定する代わりに、わからないお子さまがわかるようになるために何をしてあげられるかを考えて、補助するための教材を用意したうえで講習を行っています。今回は、重ね図形の根本を理解してもらうためにOHPフィルムという透明なシートで作った「サブ教材」を活用しました。



ペーパー上で図形が重なるこの動きが認識できている場合にはどんどんレベルの高い問題に進み、講習では重ね図形の概念をまだ理解していないお友だちにはこのサブ教材を使ってもらいます。ただし、通塾されるお子さまにはその習熟度に関わらず、全員に教材を配布しています。ご家庭での復習時に忘れてしまった時のため、今後応用問題で躓いたときにも基礎に立ち返って理解を深める用に使っていただくためです。
お話の記憶では、徐々にお話の分量が増えてきました。毎年この時期になると、「お話の記憶が急に苦手になってきたんです…。」という保護者の方から相談を受けます。まずは苦手意識を払しょくするため、短い文章の記憶に取り組んだり、学芸大世田谷の入試問題のように、区切って出題するのも良いでしょう。詳しい相談には、担当講師が各お子さまの授業の様子を踏まえたうえで、直接お答えしています。

そしてお雛様制作!3月の行事を印象深い制作で覚えながら、手先の巧緻性を養いました。作品作りでは、急いで作ろうと思えばそれなりに形にはなりますし、懇切丁寧に作ろうと思えば時間をかけただけそれなりの仕上がりになります。入試では限られた時間の中で、完成度を競い合います。受験準備の制作では、短い時間の中でどれだけの「完成度」に持っていけるか、それをいつも保護者の方とお子さまが意識してこそ練習の価値が高まります。


3月第2回目の授業は、2021年の筑波入試でも出題された図形構成分野の練習(これがなかなか毎年大苦戦の講習…)と、行動観察、口頭試問の練習をします。解説は動画配信を行う予定で、お手元のスマートフォンやPCからどこでもご覧いただけます。
第3回では運動と生活巧緻性の対策をする予定です。毎月恒例の「国立小受験対策講座」も行う予定ですので、奮ってご参加ください。
体験も現在受付中です!ご体験は入会審査を兼ねておりますので、見学のみは承っておりません事、ご承知くださいませ。ぜひお子さまとご一緒に、一度お教室へいらっしゃってください。
